長谷部誠が中国でプレーする可能性は「日本や米国に興味がある。お金が重要ではない」

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ドイツ・ビルト紙のインタビューに応える長谷部誠

フランクフルトとの契約が今シーズンまでとなっていることから、今後のサッカー人生についてやチームメートとの関係についてなど、ドイツ・ビルト紙のインタビューに応えており、キッカー紙の日本語版が伝えている。

長谷部誠インタビュー

ニーチェの哲学書を読み、また自身でも「心を整える」という著書を執筆した長谷部誠。フランクフルトに所属する日本人MFは、他の選手とは異なるタイプだ。ビルト紙とのインタビューに応じた代表主将が語る、武士道からの教え。

Bild: 長谷部選手、契約は今季までとなっていますが、交渉はどこまで進展を見せているのでしょうか?
クラブとの話し合いはとてもいい感じです。まだいくつかクリアにしなくてはならないところがあると思いますが、僕としては是非残留できればと思っています。

Bild: 今回が最後の契約となるのでしょうか。それとも40まで現役という考えも?
まだそのことについて決めたりはしていません。ただもう数年はまだプレーしたいとは思っていますが。

Bild: フランクフルトが最後にプレーする場所になる可能性も?
それは見てみることになりますよ。日本や米国も僕にとっては興味深いです。

Bild: または中国?多くのスターに人気がありますし、アレックス・マイアーにもオファーがありました。
いえ(笑)。僕にとっては、お金が最も重要なものではありませんから。それにアレックスも残ったじゃないですか。

Bild: シュトゥットガルト戦では、フランクフルトはいい戦いを見せていたにもかかわらず、敗戦を喫してしまいました。不安を抱えてしまうという可能性は?
不安ですか?ありませんね。もしも不安を抱えていたら、ピッチでいいプレーなんてできません。ピッチに立つときには、不安をもったりしませんよ。ミスもしたことはありますけど、それでもまた次に向かっていきます。

Bild: ヒュブナーSDは先日、ご自身のことを「日本のベッケンバウアー」と形容していました。
(笑)それは大げさですね。ベッケンバウアー氏は、世界のサッカー界におけるレジェンドですよ。

Bild: フランクフルトはご自身が引退されたあとも、アンバサダーとして関わり続ける可能性を示唆しています。そのことについては、どう思われますか?
まだわかりません、監督ライセンスをぜひ取得したいので。そしてそれはドイツで。

Bild: 代表主将も務めている日本の方が、取得は容易なのでは?
ただドイツではUEFAライセンスを取得できますから。僕はプロチームで仕事がしたいと思っていますし、大学にいってスポーツマネジメントも勉強したいとも思っています。

Bild: 日本からどのようにして、フランクフルトをサポートすることが考えられるでしょう?若手の発掘なども?
まだわかりません。いろんな可能性があると思います。フランクフルトは日本のことを、大きな市場だとみなしていますし、人材発掘にも興味がありますね。ただ代理人になるつもりはないですけど。

Bild: それはなぜでしょう?
とてもストレスがかかりますよ。一人の選手のために、あまりにも責任が大きい。そして多くの代理人はお金のことしか考えていません。僕向きではありませんよ。

Bild: ここに来られて1年半。フランクフルトでの生活はいかがですか?友人は?もしくは修行僧のようにサッカーに打ち込まれているのでしょうか?
どちらかというと修行僧といった感じですかね。独り身で、一人で暮らし。食事はいつも一人でいきますよ。

Bild: プロフェッショナルという感じですね。
そうですね。僕の人生は全てサッカーに向けられています。食事、睡眠、練習、ケア。今の時間は全てがサッカーです。

Bild: 非常に規律的です。
僕にとっては普通のことですよ。模範となるような人は日本にたくさんいますし、ドイツでもそうです。例えばアレックス・マイアーとかですね。

Bild: ただマイアーは常に一人で食事に行くわけではありません。ときには楽しみも必要なのでは?
二日の自由日があれば、パリなどに飛んで買い物や美味しいものを食べたりしてきていますよ。

Bild: ドイツ料理も食べられますか?
ええ、シュニッツェル(カツレツ)も好きですね。ただしょっちゅう食べるというわけではありません。魚が好きですし、ヘルシーですよね。チョコレートは時折、2・3欠片口にすることもありますが、そこで最後の数分間ガス欠になってしまうんじゃないか、とか考えが頭をよぎったりします。

Bild: 日本で侍のようだ、なんて言われたりするのでは?
いえいえ。でも僕の考え方は、むしろ武士道から来ていますよね。

Bild: チームメイトは、そのような考え方をどのようにみているのでしょう?
僕は自分中心なので、他のひとのことは気にしません。ただ若い選手はときどき聞いてくることがあります。そのときには何を考えているのか伝えますが、ただそれで何かを受け取っているかまではわかりません。

Bild: ドイツと日本とのメンタリティの差は大きいのでしょうか?
そうは思いませんね。ドイツに真のプロはいますし、日本人でもいろんな人たちがいますよ。

ドイツ・キッカー紙:日本語版

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