トゥヘル監督の采配に戸惑う香川真司
ヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグが現地時間の25日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントはアウェイでポルトと対戦。香川は4-2-3-1のトップ下として先発、フル出場した。
アウェイでも勝利し、難敵ポルトを下してベスト16進出を決めたドルトムント。しかし、トップ下で思うように輝けなかった香川は、試合後に取材に応じ少し戸惑っているような言葉を残した。
「もっとできるって意味では、できる。ポジションが今はいろいろ変わったりして、チームのやり方も少し定まらない感じはしている。あとは、ミスが続いたときに、監督が結構強く要求する分、みんながネガティブになるのは多く見られるんで、それが課題かなと」
トゥヘル監督はGKからつなぐように指示を出していた。だが、ポルトのプレスに苦労し、なかなかつなげず、香川もいいパフォーマンスを発揮できなかった。
「中途半端だと、厳しいところでボールを受けざるを得なかったり、自分の良さを発揮しにくい。そこの判断やチームの戦い方を見て、もっと流動的にやりたい。監督も『ここにいろ』っていうのを強く主張する。もちろんそれも大事ですけど、そういうところは自分で判断してやっていかなきゃいけない」
今季よりチームを指揮するトゥヘル監督の指導は厳しい。「細かいミスも結構強く言われる」と香川が言うように、要求は高い。しかし、チームはややナーバスになっているかもしれない。
「課題は十分わかりますけど、まずは勝っていることをポジティブに思うべき。そういうメンタルの置きどころが、ネガティブになっている。気持ちに余裕がもっとあっていい。ちょっと、1人ひとり見たら、これ以上は言いたくないですけど……」
もちろん香川も監督が高いレベルを求めていることは理解している。「チームのバリエーションもある。フォーメーションを変えたり。そこに順応する時間も必要」と語る。
今はチームの成長期。来季以降もさらに伸びていくために、トゥヘル監督はあえて厳しいスタンスを続けているのだろう。そのなかで香川はスタメンを確保するのはもちろんのこと、チームを上のレベルに押し上げる選手とならなければならない。
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ツイッターの反応
トゥヘル厳しすぎるんじゃ?もうちょい選手たちを褒めてあげてもいいと思うな、もちろん厳しさも必要とは思うけど真面目なんだろな。トゥヘルも就任1年目で必死だろうけどこころに余裕が感じられないコメント、もちろん勝ってるからいいけどね
— ちえすけ/chie (@chiejirou) 2016年2月26日
香川みたいに天才的な展開力、創造力のある人には自由にやらせたほうが良いと、逆にミキみたいな人にはトゥヘルがあってると
— ゆうじ@開幕節(鹿島) (@kagawashinjiyu) 2016年2月26日
トゥヘル、急におかしくなったよな 上手くいってた戦術を放棄するわスタメンだった選手をベンチ外にしたり
フジテレビ並みの迷走っぷり— BGMW Tー800 (@lovemillionmusi) 2016年2月26日
調子良かったIHからトップ下だもん…
トゥヘルの謎采配がここにきて目立つ— たかの (@train0911) 2016年2月26日
ポルトとのアウェー2ndレグで4231で守備的にしたトゥヘルの判断は正しい
ただ、このシステムでGKから繋いで攻撃を組み立てるのはかなり厳しいよ。香川やトップ下に配置された選手を下ろさないで、SBの位置も低いなら尚更ね
通用するのはプレスの弱いチーム格下相手だけかと
— スパねこ (@supaneco) 2016年2月26日
ドルトムントのファンタスティック4はいつの間にか消滅したな
トゥヘルの戦術変化があると思うけど— Sakasyo (@sakasyo_yk) 2016年2月26日
トゥヘルはもうダメだ…。でもドルは監督変えないだろうなぁ…。
— わちゃき、さわさき、さわちゃん (@WasakiFC) 2016年2月26日
クロップ「ミスしてもええんやで」
トゥヘル「なぜそれをミスる!?」この変化にみんな戸惑ってるのかな😅
— ろじゃあ (@bvb0214) 2016年2月26日
トゥヘルの思い描くトップ下と香川の今のスタイルはかけ離れてるのかもな
— ベーフト (@basefooter) 2016年2月26日
真司くん
かなりトゥヘルを批判してるなw— K.ゆーた.かわい (@ytatatatata) 2016年2月26日
トゥヘルがごちゃごちゃしすぎなんだよな、これで最終的にいいほうこうにいけばいいんだが今のところ前半戦の勢いをキープしてるのがミキだけ、あとは軒並み調子落としてるからな
目に見えて調子が上がった選手はいないと思う— いけ (@stnspon) 2016年2月26日
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