ドイツ・ビルド紙では乾貴士の今シーズンの飛躍を遂げた理由を「W杯メンバー落選とフランクフルトの監督の交代」と報じている。
2013/14シーズンでは何試合かイマイチなプレーを見せてしまい、当時のフェー監督から信頼をなくしたと理解していた乾。ビルド紙は、”まさに別れのサインは出ていた”と伝えている。
乾は「W杯の代表メンバーに選出されなかった事はショックでした。でもそれがモチベーションになりましたね。でもフランクフルトでの監督交代が、僕にとって大きかった事も確かですよ。それに日本からの新戦力(長谷部誠の加入)も助けとなっています。」と話している。
さらに、「シャーフ監督は多く会話をしてくれますし、前よりも良くコミュニケーションをとる事ができています。自分の良い部分をプレーに出す事ができているんです。ただ決定力については改善していかなくてはいけませけど。」とコメントしている。
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乾がしたいときには長谷部がドイツ語の「不足部分」をカバーしてくれている存在だとビルド紙は伝えている。
新加入の長谷部については、”フランクフルトのDF陣の前でまとめ役を担っている”と評価している。
長谷部は「もっと良くなれます。オフェンス面でもそうですね。前半戦14試合で先発して、チームは勝ち点21。良い感じではありますよね。」とコメント。
「夏には欧州(CL、ELの出場権)と口にしていたが?」との問いに長谷部は笑いながら「ね、フランクフルトは上の方でやれるといったでしょ?」と答えた。
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