中村俊輔「急いでボールを取りに行かなくても良かった」
背番号10のPK弾も勝ち点には結びつかなかった。横浜F・マリノスは0-1の後半23分、DF小林祐三の右クロスに合わせたMF中村俊輔のヘディングシュートがDF千葉和彦の手に当たり、ハンドでPKを獲得。ピッチの外に転がっていったボールを駆け足で取りに行った中村は自らPKスポットに置き、左足でゴール右隅に蹴り込んだ。
後半25分の同点PK。1-1と試合を振り出しに戻し、急いでボールを拾った俊輔は喜びもそこそこに駆け足でセンターサークルへ戻っていった。ところが、チームはわずか2分後に勝ち越しゴールを許した。広島DF塩谷司のロングフィードからMFミキッチに最終ラインの背後を取られ、マイナスの折り返しにFWピーター・ウタカが合わせた。
「急いでボールを取りに行かなくても良かったかな。結果、1-2でしょ。でも、あの勢いを使いたかったんだよね」。俊輔は試合後、報道陣に複雑な胸中を打ち明けた。ホームのサポーターの前で決めた同点PK。その勢いのままに逆転ゴールを狙ったが、「最終ラインが上がった裏を突かれた」と、結果的に裏目に出てしまった。割り切れない思いが残るのも致し方なかった。
俊輔は3試合ぶり今季3ゴール目。3月5日の福岡戦(1-1)、4月2日のG大阪戦(2-1)ではいずれも直接FKでゴールを決めており、この日のPKを含め、プレースキックで通算3得点となった。第8節終了時点で3ゴール。「(年間)10点、いけるかな。PKで3点、FKで3点、流れの中から4点。流れの中からが問題だな」と自問自答するようにつぶやいた。
中村俊輔PKゴール動画
中村俊輔PK pic.twitter.com/5o96KBg0Bq
— HMD (@6utp52kEMgk5Lpd) 2016年4月24日
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ツイッターの反応
中村俊輔のPKにはしびれました
— nobuyuki nagata (@nobunaga_dstc) 2016年4月24日
誰かも言っていたけど、PKゴール後の俊輔のチャント、結構長いなーと思った。それが失点の原因なんて考えないけれどw
試合の流れとして、そうだったんだろうな。俺は、広島のボールキープに1人でブーイングしてたけどw— けーのすけ (@keinosuke1976) 2016年4月24日
後半も流れは変わらずだったがファビオのアーリークロスが生んだ学の決定機からゴールの雰囲気は漂い始め、俊輔がPKを決めて完全にマリノスのペースになると信じたがその直後の俊輔の軽率なプレーで与えたFKから見事なカウンターを決められ意気消沈。
システム変更も意味をなさずに負けた。— kazuki fmarinos (@6349kazuki) 2016年4月24日
左足、ワンステップでドン!
在りし日のジュゼッペ・シニョーリを思い出した中村俊輔のPK
懐かしさにほっこりした日曜の午後— Pon KABIRA (@PonKABIRAandCo) 2016年4月24日
PK決めたあと喜びもせずにボールを拾ってセンターサークルに向かった俊輔見て勝つんだという気持ちが伝わってきたのに勝てなくて悔しい。
— しょうこ (@shoko_marinos) 2016年4月24日
PKは千葉ちゃんのバンドだったのか
遠くてよくわからない…
おかげで俊輔のゴール見れたから千葉ちゃんにも感謝!!!— しゅん2(サッカー) (@sanfreshun_butu) 2016年4月24日
同点直後に失点するのがいただけない。前半の中澤の一点もののヘディングクリアも、俊輔のPKも無駄になってしまった、悔しい。
— ヨコ%setamari (@setamari) 2016年4月24日
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