ドルトムントは31日にアウェーでレバークーゼンと対戦し、スコアレスドローで終わった。
クロップ監督は「完璧な内容ではなかったかもしれないがやるべきことができていたし、シーズン後半戦のスタートとしては悪くない一歩を踏み出した。」とレバークーゼン相手にアウェーで勝ち点を獲得できたことに一定の満足を得ているようだ。
この試合香川真司はベンチ入りしたものの出場機会はなかった。
アジアカップから合流間もないとはいえ、シーズン後半戦前の香川は「クラブで厳しい立場にいるのでアジア杯をきっかけにしたい」と意気込みを語っていたが、レバークーゼン戦のピッチに立つことはなかった。
それでも香川は「コンディションは良いですよ、凄く。アジア杯で負けて言うのもアレですけど、良いトレーニングができているし、次に期待したい。」と話しているが、厳しい立場に置かれている。
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新加入のカンプルに対してクロップ監督は「最初の試合だというのに感銘を受けた。自信に満ち攻撃的でテクニックも優れていた。」と評価しており、カンプル自身も「試合は非常に激しいぶつかり合いになり、美しいサッカーとはいえなかった。今何より重要なのは勝ち点を取ることであり、その目標は達成できた。」とデビュー戦を分析している。
さらにカンプルはドルトムントのホームスタジアムでのデビューについても「僕らは自由にプレーできるはずだ。リーグでの順位のことはあまり考えず、ただサッカーをすることだけに集中するべきだ。」と自信をみせた。
新加入のカンプルの活躍、ムヒタリアンとオーバメアンの復帰と攻撃陣のポジション争いは激しくなっている。香川は「手応え的には出番があるかなと思っていたんですが。しようがないですね。」とコメント。
4日に行われるブンデスリーガ第19節のアウクスブルク戦、キッカー紙の先発予想で香川はベンチスタートと予想されている。
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