キッカー紙「ブンデス2連覇、ポカール制覇、人々を歓喜の渦に巻き込んだサッカー。それは過去のもの」

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香川真司が所属するドルトムントについてキッカー紙は「ブンデス2連覇、ポカール制覇、人々を歓喜の渦に巻き込んだサッカー。それらはもう既に過去のものだ。復帰を果たした香川真司とドルトムントは、かつての自分たちの姿を追い求めている。」と掲載し、現在ベンチを温める日々を過ごす香川に注目している。

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アジアカップの敗退

アジアカップのUAE戦でのPK失敗後、ドルトムントに戻った香川に対してクロップ監督は「良い印象を受けているよ」とコメントし、日本代表の敗退について香川が一人で責任を背負い込んでいるようには感じていない。

日本では香川のメンタルを批判する声や心配する意見が多いが、キッカー紙では6人目のキッカーが香川だったことについて「恐らくアギーレ監督には、何か考えがあったに違いない。テクニックと精神面での強さを兼ね備えた香川真司を敢えて、指揮官は準決勝進出をかけたPK戦の5人のメンバーから外す策に出た。」と伝えている。

マンチェスターでの苦悩の日々

ドルトムント復帰が決定した香川についてファーガソン前監督は「ドルトムントと香川は正しい決断を下した」とすぐに香川はブンデスリーガで輝くと考えていた。キッカー紙では「そんなファーガソン氏に対し、香川のことで不満を感じている人も少なくはないだろう。」とし、さらに「2年ぶりに復帰を果たした香川は移籍した時の香川真司ではなかったのである。以前のスペクタクルなプレーは鳴りを潜め、得点やアシスト、細かな動きから大きな成果を掴み取っていたその勇姿がみられない。ドルトムントに戻ってきた香川真司は、その魔法を失っていた。」と満足なプレーを見せることができていない香川について言及している。

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クロップ監督はインタビューで以下のようにコメントしている。

ー香川は国内2冠を達成した時のスター選手。その選手が復帰して、それでも違いを生み出せないものなのでしょうか?バイエルンではシャビ・アロンソがうまくやっていますが。

香川とアロンソを比較するのはフェアじゃないな。アロンソは10年以上も安定してワールドクラスで活躍してきた選手だ。真司が移籍した頃、我々の間にはこれ以上ない信頼関係が構築されていた。そして香川が戻ってきて私自身は何も変わっていないのだが、香川の方は信頼されるという感覚を忘れていたようなんだ。

ーつまり?

彼は最初の4週間は左足のみでシュートを放っていた。それは彼が大腿筋に問題を抱えていたからだ。そしてそのことを誰にも告げていなかったんだ。彼はマンUに移籍した当初のような事態に陥ることを恐れていたんだよ。突如として外に置かれることになってしまったからね。その後、彼は私に話してくれた。1年半の記憶はそう簡単に拭い去れるものではない。確かに香川は戻ってきた。しかし彼の考え方には変化が起こっていたんだ。

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復帰戦での活躍で高めた期待

香川がドルトムントとの4年契約にサインした2週間後に復帰戦となるフライブルク戦に出場。「フリーシンジ」が実現されたスタジアムの熱気でクロップ監督は「鳥肌がたちすぎてジャケットが浮き上がってしまったほどだ」と語った。香川の復帰戦をケールは「終始笑顔でプレーし続けた」と振り返っている。

フライブルク戦で途中交代するまでに香川は1ゴールを挙げた。その活躍によって香川に対するファンの期待はより大きなものになっていった。

キッカー紙は「復帰戦から3ヶ月後。香川真司の姿はベンチにあった。前半戦最後の4試合で先発から外れた香川は、さらに後半戦初戦のレバークーゼン戦でも出番なし。今冬にはライバルのカンプルも加入し、そのカリスマ性には明らかにかげりがみえはじめてきた。」と香川の厳しい現状を伝えた。

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それでも「香川の能力については誰もが認めるところだろう。サイドチェンジ、テンポ、素早いターン、そしてゲーゲンプレッシングの中で中央のスペースでみせる類稀なセンス。あれこそが彼が得意とするプレーであり、おそらく一番のストロングポイントだ。アンデルレヒト戦で見せたノールックパスは教科書のようであり、ケルン戦の敗戦では殆ど責任はなかった。王者バイエルン戦では、香川は果敢にアタックを仕掛け、精力的に走り、今季最高のパフォーマンスを披露。バイエルンを苛立たせ香川が交代するまではドルトムントはリードを奪っていたのである。しかしその後の30分間で逆転負け。その後のパダーボルン戦では2−0で交代しながら、昇格組を相手にその後追いつかれてしまった。果たしてこれは偶然なのだろうか?」

「苦しい前半戦を過ごしたのは何も香川だけではない。確かに香川は昨夏、W杯参戦やマンUの米国遠征などでトップコンディションになかったが、それはW杯優勝を果たしてきた他のチームメイトたちなども同じことだ。そして悪い流れにもまれ自分のことに必死となり、復帰した香川をサポートすることができなかった。」とチームとして香川へのサポートが難しい状態だったと説明している。

ドルトムントに復帰した香川は当時「ドルトムントは家族のようなもの。忘れられなかったこと、そしてここに戻ってこれたことを誇りに思う」と話していた。

最後に香川に対してキッカー紙は「ここまでは期待に応えることができていない。ただし、”期待に応えられなかった”という烙印だけはどうしても避けなくてはならない。」と今後の活躍がドルトムントの香川にとって重要だとしている。

【香川真司復帰フライブルク戦動画】

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