4日に行われたブンデスリーガ第19節で細貝萌と原口元気が所属するヘルタ・ベルリンはホームでレバークーゼンと対戦し、0-1で敗戦。細貝と原口はともにフル出場している。
序盤は均衡したゲームとなるが15分過ぎてからはレバークーゼンがペースを掴み押し込み始めると、ヘルタは守りを固めてカウンターを狙う。38分、レバークーゼンに決定機を与えてしまうが、ヘルタの守護神クラフトの好セーブでピンチを逃れる。
スコアレスで前半を終えるが、後半開始直後の49分レバークーゼンはチャルハノールのクロスをキースリンクが押し込み先制。ヘルタは失点を許してしまう。90分にはラングカンプが2枚目のイエローで退場。攻め手を欠いたヘルタは得点を奪うことができずに敗戦。連敗となった。
2試合連続で厳しい内容での敗戦となったヘルタ。試合後、細貝と原口がインタビューに応じている。
【細貝萌:試合後コメント】
-レバークーゼン戦について
とにかく結果が出なかったのが残念です。チームの課題はたくさんありますけど選手でもっと解決できるし、もっと選手が考えて監督が目指しているものをもっと選手がピッチ上で表現しないといけないと思います。
-ブレーメン戦でも同様だったが今季は前半戦からチームの調子が良くない。チームのメンタル面や自信について
やっぱり(ブンデスリーガに上がって)2年目のシーズンというのは難しい。自分自身も昨季に比べて「自分の周りには相手がいる」というのを今季は感じているので。昨季の前半戦うまくいっていた理由は勢いがあったことと、逆に全選手ががむしゃらに、ひたむきにやっていたからうまくいったのだと思う。ただ逆にそれでブンデス1部で戦えるんだという風に思うようになったことで、前みたいにやればいいものをうまくやろうとしている。だからこそ昨季みたいに勢いをもってやらないと。そうしないと、当然他もみんないいチームばかりですから、そこから勝ち点を積み重ねていくことが難しくなると思う。
【細貝萌スタッツ】
キッカー紙採点:5
シュート数:0
アシスト性のパス:0
走行距離:10.9km
タッチ数:47
対人勝率:58%
パス成功率:57%
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【原口元気:試合後コメント】
-先発メンバーでの出場について
まあ・・・チャンスもあったんで。そのチャンスを得点に絡むことでものにしたかったし、それを求められて試合に出してもらったと思ってるので。それができなかったのが非常に・・・まあ、簡単に言えば悔しいです。
-チャンスを生かすには何が足りない?
最後のクオリティーが一番大切というか。全世界で求められてるのはそこで仕事ができる選手なわけなので。それができてないので、成長しなきゃいけないなと思います。
-最後のクオリティーを上げていくためには何が必要か?
僕の場合はスピードっていうのが持ち味の部分なので、抜け出した時にもっと余裕があるような受け方をするとか、ほんと一瞬の勝負なので判断を間違えないとかそういうところだと思うんですけど。またしっかり映像見なおして反省したいなと思います。
-動きの質が昨シーズンより良く見えるが、慣れなのかコンディションなのか?
まあ単純に言えばコンディションがいいというのがありますし、しっかり走れているので攻撃に関しても守備に関してもいいところで受けれたりとか、いい形で奪えたりとかができたんじゃないかなと思います。あと一歩、もう一歩いく、最後のゴールってところであと一歩かなというイメージです。
【原口元気スタッツ】
キッカー紙採点:3.5
シュート数:1
アシスト性のパス:0
走行距離:10.06km
タッチ数:44
対人勝率:40%
パス成功率:61%
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