24日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント第1戦で香川真司が所属するドルトムントはアウェーでユベントスと対戦した。
ドルトムントは先発と予想されていた香川真司をベンチに置き、インモービレを1トップで起用。さらに、カンプルの負傷の影響もありムヒタリアンが先発出場している。
試合は13分、ユベントスはカウンターから最後はテベスがゴールを奪い先制するが、ドルトムントもその5分後、キエッリーニが足を滑らせボールの処理を誤ったのを見逃さず、ロイスが奪いドリブルで持ち込んで同点ゴールを挙げる。
ドルトムントはピシュチェク、ユベントスはピルロが負傷交代し、両チームとも前半の間に1枚ずつ交代カードを切る。
43分、ユベントスはテベスが中央でキープし左サイドのポグバへ、そのポグバからのクロスをモラタが合わせて勝ち越し、2−1とユベントスが1点リードし前半を終える。
ドルトムントは後半開始にパパスタソプーロスに代えてキルヒを投入し2枚目のカードを切る。
後半、ユベントスはテベスを中心にチャンスを生み出すが、ドルトムントは決定機を作れず2−1のままユベントスが勝利。香川真司の出場はなかった。
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【香川真司:試合後コメント】
ーユベントス戦について
1−1の段階で前半を終えることができていれば、もっと僕たちのペースで試合ができたんじゃないかと思います。
ースタメンから外れたことについて
切り替えてやっていましたし、しっかり準備はしてたんで次の試合に向けてしっかり準備したいと思います。
ー監督から話しはあったか?
特になにもないです。
ー次に向けて
次はダービーですしリーグなんで、またしっかりと勝ちきりたいですし、(セカンドレグ)ホームでやれるんで自力はあると思うので、がんばりたいと思います。
【クロップ監督:試合後コメント】
前半はうまくやれたと思う。相手に対してうまく走ったし課題を与えたと思うよ。早めにプレスをかけブッフォンや2人のセンターバックのパスミスを誘った。しかし、我々のDFのミスもあって先制されてしまった。
それでも我々は良い反応を見せ、今度は相手のミスで追いつけた。それからの時間帯は非常に良いプレーを見せたよ。でもそこからまた失点してしまった。負傷交代の影響で何人かのポジションを変えなければいけなかったが、もっとうまく対応しなければいけない。
2失点するとユヴェントスに勝つのは非常に難しくなる。だが正直、後半は多くのチャンスをつくり出せなかったし、相手には大きな決定機が2つほどあった。だから1-2というスコアは満足できる結果だと考えている。
ピシュチェクの負傷がそれほど深刻でなければ、今日は我々にとって良い夜だったと言える。敵地でユヴェントスと戦いホームでのセカンドレグで1-0ならラウンドを突破できるという結果だからね。
ユーヴェはいつも極端なまでに落ち着いたプレーを見せるチームだ。そんな彼らの落ち着きを少しばかり乱せたと思う。ただ、その際に自分たちも少し雑になってしまったかもしれない。
だがそれでも、我々は攻守の切り替えをうまくやれた場面もあったし相手のビルドアップでもミスを誘えたのは良かったと思う。
ソクラティスは筋肉に違和感があったんだけど、おそらく重傷ではないだろう。ピシュチェクに関してはあまり良い感じじゃない。
結果には不満じゃないし本当に言い訳をするつもりはない。だがもちろん交代枠を違う形で使いたかった。あれほど早い時間帯に2人を失うのは望ましいことではないし、(監督として)流れを変えることができず、それぞれの事態に反応するだけになってしまうから。
【試合前:香川、エブラ動画】
【試合全ゴール動画】
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