14日に行われたブンデスリーガ第25節で香川真司が所属するドルトムントはホームで大迫勇也と長澤和輝が所属するケルンと対戦した。
ドルトムントは香川が先発出場。対するケルンは前節ゴールを挙げた大迫がベンチスタート、長澤はベンチ外となっている。
試合はホームのドルトムントが押し込み、ケルンはウジャーを中心にカウンターを仕掛ける展開となった。
前半をスコアレスで終えたドルトムントは、後半に入っても決定機を作ることができず、61分にクロップ監督が動く。香川とミキタリアンを下げてブワシュチコフスキとカンプルを投入し打開を図るが、ケルンの固い守備を崩すことができない。
ドルトムントは71分、左サイドでカンプルの仕掛けから最後はオバメヤンがゴールに押し込んだかにみえたが、あきらかなハンドでオバメヤンが警告を受けてしまう。
カウンターから決定機を作り出していたケルンは74分にデイヴェルソンに代えて大迫を投入。しかし、その後も両チーム得点を奪うことはできずスコアレスドローで終了した。
大迫は前線から積極的にボールを奪うなど、アウェーでの勝ち点1に貢献した。
【香川真司:試合後コメント】
効果的な攻撃ができていなかったし、もうちょっとサイドで高い起点を取れれば、そこで辛抱強く回していければよかったと思う。
相手の両サイドも速かったし、サイドでもっとシンプルにクロスを上げたり、仕掛けるのがあっても良かった。中が混雑していたので、外で起点がつくれればもっと楽だったと思う。
引いた相手に倒してなかなか崩しきれていないし、チームとしてもなかなかうまく戦えないところはあるのかなと思う。そういう相手をどう崩すかには難しさを感じる。
1試合1試合で結果を出さないと一歩進めないと思っている。いくら内容が良くても、やはり結果が出ないとそこは乗り越えられない。自分自身としてもチームとしても、結果として残していかないと良いサッカーをしたというだけ終わるのでは進歩にはならない。結果を出していかないと、もう一歩先には進めない。
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【香川真司:採点・寸評・スタッツ】
キッカー紙採点:5
WAZ採点:4.5
寸評:中央でボールが渡ると、彼はまたサイドに流している。中央を通じたプレーはケルンにより封じ込められたからだ。日本人選手は試合にインパクトを与えず1時間で交代となった。
ルール・ナハリヒテン採点:4マイナス
寸評:守備までポジションを下げることが多かったが、そこでも攻撃と同様、目立たつことはなかった。日本人選手のやや低調なパフォーマンスのうちに入るだろう。突破できずドリブルもうまくいかなかった。
シュート数:0
アシスト性のパス:0
走行距離:8.22km
タッチ数:30
対人勝率:50%
パス成功率:63%
【大迫勇也:スタッツ】
シュート数:0
アシスト性のパス:0
走行距離:2.46km
タッチ数:9
対人勝率:56%
パス成功率:75%
【香川真司:タッチ集動画】
【大迫勇也:タッチ集動画】
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